雇用保険資格取得届の記入例、書き方、提出方法、注意点など

今回は入社時の、雇用保険の加入手続きと書類作成方法について説明します。

この手続きは、業種を問わず、ほとんどの会社で必要となる業務なので、総務や労務を担当することになったら、まず覚えましょう。

よく似ている健康保険の手続きについてはこちらを見てください。

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「雇用保険被保険者資格取得届」の手続き方法

雇用保険とは

雇用保険とは、失業した時にもらえる失業保険のもとになるモノです。

雇用保険法に基づき、従業員は、入社など雇用される日から被保険者資格を取得し、退職など離職等となった日に資格を喪失します(離職日といいます)。

対象者は?

雇用保険の対象は、正社員、準社員、パート・アルバイト 等の呼び方に関係なく、被保険者となり、対象となります。(以前は65歳未満などありましたが、今は全年齢対象です)

対象ではないのは、
・1週間の所定労働時間が20時間未満である方
・31日以上雇用されることが見込まれない方
は、対象外となります。

 

どの書類を?

「雇用保険被保険者資格取得届」(下の記入例の書類です)

添付書類は?

以下のいずれかに該当する場合を除き、添付書類の提出は不要です

1. 事業主として初めての被保険者資格取得届を行う場合
2 .被保険者資格取得届の提出期限を過ぎて提出する場合
3 .過去3年間に事業主の届出に起因する不正受給があった場合
4 .労働保険料を滞納している場合

 

どこへ?

公共職業安定所(ハローワーク)へ提出します。

郵送でもできますが、雇用保険証等を受け取る必要がある為、返信用封筒(切手をつけて)の同封を忘れないようにしましょう。

 

だれが?

会社が手続きを行います。

いつまでに?

雇用した日の属する月の翌月10日まで。

例えば、6/1に入社したら、7/10までとなります。

雇用保険被保険者資格取得届の記入例、書き方、注意点など
上の記入例のように書いてもらえば、問題ないと思います。

事業主の記入欄以外は鉛筆で書きましょう。

個々の項目を説明していきますね。

1.個人番号:

必ず番号確認と身元確認の本人確認を行った上で、個人番号(マイナンバー)を記入。

2. 被保険者番号:

前職の「雇用保険被保険者証」に書いてあります。

新卒とか初めての場合、「空白」になります

雇用保険の二重加入?取り下げ手続きってどうやるの?」でも書きましたが、マイナンバーと被保険者番号の両方がないと二重加入の原因となります。

3. 取得区分:

「2 再取得」を選択した場合に被保険者番号を記入。
「1 新規」は、前職がない、前職を退職して7年以上経過した場合に該当します。

4. 被保険者氏名、フリガナ:

被保険者証に記入されているとおりに記入、姓と名の間は1枠空ける。

例:ケイリ サフ ” ロウ

なお、下の5に記入した場合であっても必ず記入します。

5.変更後の氏名:

3で「2 再取得」を選択した場合で、被保険者証の氏名と現在の氏名が異なっているときに記入。(結婚とかです)

6.性別:

該当するものの番号を記入。

7.生年月日:

元号は、該当するものの番号を記入、年月日の年、月又は日が1桁の場合は、それぞれ10の位の部分に「0」を付加して2桁で記入。
(例:昭和51年5月6日–>3-510506)

8. 事業所番号:

事業所番号を記入

この番号がわからない場合は、先輩方の処理した届出などを見てみましょう

9. 被保険者となったことの原因:

次の区分に該当するものの番号を記入。
1.新規雇用 2 新規雇用(その他) 3 日雇からの切替 4 その他 8 出向元への復帰等 (65歳以上)
**わかりずらいですが、多くの場合新卒などは「1」、転職は「2」となります。

10. 賃金(支払の態様-賃金月額:単位千円):

資格取得年月日(多くが採用日)の支払の態様及び賃金月額(単位千円……千円未満四捨五入)を記入。
なお、支払の方法は、該当するものの番号を記入(日給月給は月給に含める。)。

11. 資格取得年月日:

試用期間、研修期間を含む入社や保険加入の初日を記入。

12. 雇用形態欄:

該当するものの番号を記入。(正社員だと「7その他」
(この”パートタイム”というのは週の労働時間が20~30時間の人を指し、30時間以上だとその他になります。いつもハローワークで注意されてます。。。)

13. 職種:

ここは、裏面の職種をみて近いのを記入します。

14. 就職経路:

該当するものの番号を記入。

15. 1週間の所定労働時間:

1週間の所定労働時間を記入。

16. 契約期間の定め:

契約期間の定めについて該当するものの番号を記入。
1を記入した場合には、その契約期間とともに、契約更新の条項の有無を記入。

17.事業主:

住所、会社名、代表名を記入又はゴム印を押印し、代表社印を押印
**外国人労働者の場合は、17欄から22欄に、ローマ字氏名(在留カード記入順)、国籍・地域、在留資格、在留期間等を記入。
**法人の取締役又は事業主と同居の親族の場合は、事業所名欄右の備考欄にその旨記入。

 

その他注意点は?

・雇用保険被保険者証は必ず従業員へ渡して下さい。

・事業主以外の四角で囲った箇所は鉛筆で記入
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「ハローワークインターネットサービス」というのもあります

この「ハローワークインターネットサービス」というのは電子申請ではなく、

単純にホームページに入力して印刷できるというものです。(リンクはこちら↓)

ハローワークインターネットサービス - 利用上の注意

好みによりますが、私はハローワークへ直接持っていくことが多いので、印字だとその場で訂正できず、訂正用に社印を持っていく必要があると思い、鉛筆を使用する従来のスタイルで作成しています。

電子申請については、また別の記事で書こうと思います。

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