住民税「特別徴収切替届出書」の記入例、書き方、注意点

新入社員から、たまに「住民税をお願いします」と言われることがあります。

住民税を普通徴収から特別徴収へ切り替えてください、という意味で。

この場合、今回取り上げる切替書を使いますが、会社によってはたまにしか使わないので、やり方や書き方をまとめてみました。

従業員が住民税の納付書を持ってきたら思い出してくださいね。

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「特別徴収切替届出(依頼)書」ってどんな時使うのか?

この用紙は、年度の途中で就職した従業員を特別徴収に切り替える場合など、普通徴収から特別徴収に切り替える際に使います。

普通徴収と特別徴収の違いは、

住民税を従業員本人がコンビニや銀行で支払うのが普通徴収

会社が給与から天引きするのが特別徴収

です。

詳しくは、こちらの「給与の住民税処理入門~特別徴収、指定番号など徹底解説~」を見てくださいね。

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コロナで、確定申告が遅れ、特別徴収の切替依頼が倍増

最近多いのがコロナがらみの切り替えです。

どういうことかと言うと、コロナで確定申告が延期になったせいで、給与所得以外の所得を含めて住民税を計算していたのが、給与所得のみで住民税の決定通知が送られるケースが多発してます。

新入社員でなく、これまで住民税を天引きしてた社員が、給与所得以外の所得分の住民税の納付書を持って、「なんとかならへん?」と持ってきます。

最近、電話で聞いた市区町村では、一時・譲渡所得についての切り替えは可能ということでしたが、年金所得の特別徴収(年金所得の初回分)は無理ということでした。

(これは市区町村によって対応が異なるのかもしれませんが、、、)

新入社員以外の今回ような切り替えの場合、ケースバイケースで異なると思います。

切り替え書を提出するより前に、まず各市区町村の特別徴収グループに電話で確認をしてから切り替え書を出したほうがいいと思います。

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「特別徴収切替届出(依頼)書」の記入例、書き方、注意点

住民税「特別徴収切替届出(依頼)書」の記入例、書き方、注意点

書き方はこんな感じです。

用紙自体が市区町村によって異なるのですが、ほとんど同じ項目だと思います。

(ちなみに各市区町村ごとに用紙を使い分けなくても、左上の「~市長」のところだけ変えれば、同じ紙で、他の市区町村に提出しても文句言われたことないです。)

記入する項目としては、

  • 特別徴収義務者の所在地
  • 名称
  • 担当者
  • 電話番号
  • 指定番号
  • 給与所得者の氏名
  • 1月1日時点での住所
  • 現住所
  • 生年月日
  • 普通徴収の年税額
  • 納付済額
  • 特別徴収を開始したい月

などです。これまで特別徴収がない市区町村なら指定番号はないので、指定番号欄は空白で大丈夫です。

この用紙自体は、年度当初(5月頃)に市役所から送られてくる「市民税・県民税特別徴収関係書類綴」の中に入っていることが多いです。

給与計算、社会保険の手続きについてはこの1冊がオススメです↓↓

「特別徴収切替届出(依頼)書」の提出タイミング

提出は、持参、郵送です。

提出するタイミングとしては、特別徴収を開始する月の前月10日(必着)までに提出してください。

(例えば、8月分(9月10日納期限分)から徴収を始める場合は7月10日までに提出します。)

提出が遅れた場合、希望の時期に開始できない訳ではなく、その分を翌月以降に均等に配分されるので、特別徴収ができないわけではないです

逆に「徴収開始予定月」を空白にして備考やメモで「徴収金額、徴収額について、上記担当者まで、決定次第電話ください」と書いておけば、電話してくれます。(経験上、電話くれない市区町村はないですね。)

切替はいつまでできる?

普通徴収の納付期限まで

つまり、普通徴収の納期限を経過した税額は特別徴収に切り替えできませんので、その分は従業員が自分で振込なくてはなりません。

なので、二重納付防止のため、納期未到来分の納付書を添付してという市区町村も多いです。

「特別徴収切替届出(依頼)書」、異動届との違いは?

異動届が特別徴収からの変更に対して、切替書は普通徴収からの切替です。

異動届についてはこちらにまとめてます。

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