2020年末、総務・経理業務で、転職に成功しました。
私自身が将来後悔して今回の転職を思い返す材料として記し、かつ、コロナ禍で転職活動に苦労されている総務経理・事務担当者の方の参考になればと思い、記録として残していきたいと思います。
その中で、特に役に立ったのが、「経理専門転職サイト」です。
今回はその経理専門転職サイトについて、
マイナビなどの一般転職サイトより、年収水準が高いなどの、特徴にをふれていきたいと思います。
転職の背景、理由
これまでの経歴
まずは 転職をするに至った経緯を書いていきたいと思います。
13年間勤めた会社を辞め、総務経理以外の職を転々とを探していた私は、体力的な面や技術的な面も含めて、総務経理の仕事がやはり一番自分に向いている、 自分が やっていく仕事として一番良いのではないかという結論に至りました。
収入的には正社員がいいのですが、個人的諸事情で不定期に平日休みたい!という理由があり、これまではアルバイトしかないかなと思っていました。
転職理由
転職の理由としては、一番はやはり収入面です。
パートと正社員ではやはり稼げる収入に大きな違いがあるので、やはり40代半ばになると定年まで20年となるので、それまでに稼げるだけ稼ぎたいという気持ちがあります。
それとやはりパートではできる業務内容に限りがあるので、業務的に面白くないという理由があります。
転職のやり方・検索方法など
転職の方法としては、
- 転職サイト
- 転職エージェント
- ハローワーク
- コネ
などがあると思います。
一番楽なのはコネですが、自分の希望と一致しない事が多い事や紹介者の手前辞めづらい、などで外しました。
一般転職サイト
インターネットで検索すると山のように出てきます。
- マイナビ 会員数608万 (大卒がおおい)
- エン転職 会員数800万
- 日経キャリアネット 会員数22万 (ただここは、有名大卒が多い)
- イーキャリア 会員数140万
逆にdodaは会員数は多いけど、45歳以上は少なく私の世代には無理な様子です。
その他、indeedは、欠かせませんが、上のサイトからのリンク掲載も多く、重複するので使い方に工夫が必要です。
また、リクナビは絶対かかせませんね。
転職エージェント
転職サイトが自分で探すのに対して、転職エージェントは、自身の希望に見合う会社を紹介してくれます。
世の中の会社の求人情報を自分一人で把握するのには限界があり、第三者に紹介してもらう方が早いケースは多いです。
また、特定の目的の求人を探す際も欠かせません。総務・経理・管理職限定の「MS-Japan」「ジャストネットキャリア」や、600万以上の年収の有名な「ビズリーチ」などは有名ですね。
ハローワーク
思ったよりいいなと思ったのがハローワークです。
昔の様にハローワークへ行かなくてもインターネットで検索できるので、検索して合えば申し込めばいいと思います。(例えば、火曜日休みの会社を探せるなど)
特に、都市圏ではない地方や中小企業でもOKと考えている方は、検索サイトでは集まらない、各地域の求人が集まるのでいいと思います。
応募方法や面接に至るまでの流れ
転職サイトの場合、会員登録をしてからそれぞれの企業へ申込ます。転職サイト毎に履歴書・職務経歴書を登録するのは大変手間ですが、一度登録すれば、各企業への申し込みは数クリックで済むので便利です。
転職エージェントの場合は、転職エージェントの会社もしくはリモートで面接をしてから会員登録。その後、その人に合った求人情報を紹介してもらうケースが多いと思います。
面接の流れ
私は3社ほど受けましたがそれぞれやり方が違いました。
一社目は3次面接まであり、それぞれ面接担当者が違いました。筆記試験とかはなく、面接だけで全ては終わりました。(一応内定もらいました)
2社目は一回の面接のみです。社長、現場担当、役員など4~5人出席。これは中小企業で多いみたいです。(内定もらい、この会社に決めました)
3社目は、筆記試験と面接が2回あるタイプです。これは中・大会社に多いようです。(面接受けた後でかなりブラックだとしり、辞退しました)
転職して良かった点・悪かった点
良かった点
転職して、以前の正社員時代よりは若干下がるものの、パート時代の2倍以上の年収にはなり、残業もない職場なので、以前よりは生活は楽になりました。
ただ、転職して良かったというよりは目的通りの転職ができれば前回よりは良い職場に移ることになります。
会社が倒産とか状況によりますが、在籍中の転職は総じて満足度が高くなるのではないかと思います。
問題はどこで妥協するかという点になるので、ある程度年齢がいくと譲歩しない転職をすべきだと思います。
つまり、経験を安売りしない。(もちろん、今は仕事がなくてとりあえず収入が欲しいなどの場合は全然構いません。)
それ以外のことで言えば、人間関係がリセットできたりとか、新しい知識が入って、新しい業界のことが学べたりするというメリットはあります。
悪かった点
まず、30社前後応募して、3社面接、2社内定という結果ですね。
総務・経理業務というのは、大なり小なりその会社特有の業務があるので、前の会社の知識はある程度無駄になってしまいます。そこが一番のデメリットですね。
逆に他の会社ではこうだという点で提案をすることも利点としてできるので、そこを利点に変えるのも、アリだと思います。
また、一般的に、総務経理の業務は信用を大切しているので、転職回数は少ない方が良く、転職をすること自体はデメリットになります。つまり、転職先をたくさん探してじっくり選び、転職の回数は少なくしましょう。
経理専門サイトと普通の転職サイトとの比較
看護師、介護士、SE、エンジニアなど各業界で、専門の転職サイトが存在するように「経理専門転職サイト」も存在します。
一般的な転職サイトである「マイナビ転職」と経理専門転職サイト「ジャストネットキャリア」で比較したいと思います。
検索キーワード「総務」での比較
400万円未満 | 400万円以上 | 全体件数 | |
ジャストネットキャリア | 79 | 91 | 170 |
マイナビ | 747 | 125 | 872 |

「総務」というキーワードではやはり大手のマイナビの方が件数は多いです。
しかし、”総務”の場合、受付などの一般事務を含む件数が多く、管理職、キャリアでの総務を考えて、年収400万円以上で比較すると、大手のマイナビと経理専門転職サイト「ジャストネットキャリア」の件数は変わりません。
検索キーワード「経理」での比較
400万円未満 | 400万円以上 | 全体件数 | |
ジャストネットキャリア | 431 | 842 | 1273 |
マイナビ | 1010 | 340 | 1350 |

「総務」というキーワードではやはり大手のマイナビの方が件数は多いものの、差はあまりありません。
しかも、総務と同様に年収400万円以上で比較すると、大手のマイナビより、経理専門転職サイト「ジャストネットキャリア」の件数は2倍以上となります。
まず件数ですが、簿記3級では大手のマイナビ転職の方が多いものの、簿記1,2級では専門転職サイトの方が件数も倍近くなっています。
結論:転職の決め手は「経理専門転職サイト」!!
今回転職で大切だと思った点は下の2点です。
- より多くの転職サイト・エージェントに登録し、検索件数を増やし申込件数を増やす。
- 自分自身という商品の価値を信じ営業(応募)し続ける
転職は出会いのひとつです。
とにかく、多くの相手と会わないと自分と合うかどうかわかりません。
マイナビ、リクナビなどの一般転職サイトは登録している人は多いと思います。
ただ、上に書いているような経理専門転職サイトは年収が高いだけでなく、非公開案件も多く、機会損失を防ぐ意味でも必ず登録しておきたいものです。
その中でも、以下に私が転職活動で使った経理転職サイトをあげてますので、今転職を考えている方はもちろん、転職を考えていない人も登録しておけば、自分の希望に合うスカウトメールが来るので、今の仕事がいいかどうかの判断材料として登録されてはいかかでしょうか。
MS-Japan

株式会社MS-Japanは、経理・財務・人事・総務・法務・会計事務所・弁護士・公認会計士・税理士などに特化した人材紹介会社です。
私の知る限り、総務経理系に特化した転職サイトは少なく、ここを含め数社ぐらいです。総務経理、かつ、管理職希望の方は登録しておいて損はないと思いますよ。
ジャスネットキャリア

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