2019年のオフィス用品市場で顧客満足度1位のAmazon ビジネス(アマゾンBusiness)を徹底解説し、アスクルとの比較やメリット、デメリットについて考えていきたいと思います。
現在、アスクルやカウネットだけを利用している方、登録無料で、相見積もりとしても使えますので、比較材料としても活用してみてください。
(まあ、登録無料なので、色々試した方が早いと思う方はこちらへ↓)
オフィス用品などの備品調達業務のやりがい

まずは「備品調達業務」について考えたいと思います。
私はこれまで総務の担当者に何人も会ってきました。
会うだけでなく、一緒に仕事をしたりその人の仕事を見てきましたが、総務業務の中で、皆さんが共通してやりがいがあると言ったのが、備品購入の値引きです。
必ずしも 、ビジネスの中心ではない備品の仕入れなど、あまりたいしたことのないように思わなるかもしれないですが、逆にこの業務がなければ 何もできないケースもあります。
例えば、ボールペンがなければ契約書にサインできない、紙がなければ請求書を送れないので入金もありません。
このように備品の調達業務は、会社の中でとても重要な業務です。
ただ、勘違いしないほうがいいのが、安ければいいという問題ではなくあくまで
「関係者の満足度が一番高い調達を行う」という点です 。
それは、
- 欲しいものが手に入る
- スピーディーに手に入る
- 値段が安いものを手に入る
- 必要な数量を確保する
など必要なポイントをきちんと満たして、かつ、関係各位に対してきちんとした説明が行われるということが前提です。
なぜAmazonビジネス?
そういった中でオフィス用品の調達を今アスクル、カウネットだけに頼っている人は 多いと思いますが、上司から 「うちはAmazonビジネスをなぜ使っていないの?」と聞かれた時に どう答えますか ?
というのも、このデータを御覧下さい。

こういったデータがある以上、そういう質問があるかもしれません。
現在3社以上のオフィス通販を利用している人は別にこのページを読む必要はないです。
(これ以上増やすと逆に送料とかで多すぎて無駄やろといわれかねませんので、欲しい商品があるとか以外はオススメできないですね( 一一))
でも、価格や対応など既存業者に満足できない時に、Amazon ビジネスは、顧客満足度1位など客観的データがあるので、上司を始め関係者を納得及び説得しやすいという利点がありますね。
アスクルやカウネット1社のみの調達は危険
もしかしたら送料などの関係で一社に絞っていませんか?
疑う人が見たらとてもあやしいですよ。
以前うちの関係会社では楽天ばっかり使っている人がいて、その人は楽天ポイントを自分が集めたいから(私用で使いたいから)使っているのでは?と私利私欲のため使っているのではと疑われ、半ばクビのような状態になりました。(泣)
このように、複数の会社を使うというのは、自分の業務の公平性を保ち、自分を守るための行動でもあります。
もし、アスクルやカウネットだけというような一社しか使ってないという方は自分自身を守るためにも Amazon ビジネスの活用を考えてみられてはいかがでしょうか?
Amazonビジネスとアスクルの比較
わかりやすく大手のアスクルと比較してみました。
Amazonビジネス | アスクル | |
いくらから配送無料 | 2000円以上(プライムを除く) | 1000円以上 |
スピード | 当日・翌日 | 当日・翌日 |
カードなど各種支払、請求書後払い | OK | OK |
商品点数 | 2億 | 745万 |
返品 | OK(返品センターもあり) | OK |
オリジナル商品/カタログ | なし | あり |
代理店制度 | なし | あり |
法人特別価格 | あり | なし |
アスクルやカウネットは、オフィス向けオリジナル商品があるメリットがありますが、それ以外は、
商品数も多く法人特別価格など価格も安いAmazonビジネスが、満足度の高い調達業務を行うには、必要です。
例えば、よく聞くのが、アスクル・カウネットを使ってる会社で、
- 会議室にテレビを置くから家電量販店へわざわざ買いに行く
- 外回り営業用に商品サンプルを入れるカバンをスーパーやホームセンターへ買いに行く
という場合、アマゾンビジネスならあらゆる商品を扱っているので、そんな苦労はしなくてすみます!!
つまり、Amazonビジネス1社のみで調達業務が完結できます!
アマゾンビジネスとは〜概要の説明~
前置きが長くなりましたが、ここからがAmazon ビジネスの説明となります。
公式サイトの「Amazonビジネス6つの特長」から説明しますね。
1.請求書払いなど選べる決済方法で立替精算の手間を削減
支払方法は、アスクルやカウネットと同様に、請求書払い、法人向けクレジットカード、コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー・代金引換などが選べます。
請求書払いでは、月末締めで翌月末までの払いです。「買掛払い(後払い)」で商品を購入できます。
2.法人価格で更なるコスト削減を実現
通常のアマゾンで買い物するのと何が違うのかというと、「値段」と「割引」が違いますね。
ビジネス向けの割引きが多数ある「法人・個人事業主様向け特別価格」の設定されています。
商品によっては多く買えばその分割引となる「数量割引」も設定されています。
3.Businessプライム
アマゾンプライムなどの法人版である「Businessプライム」。
お届け日時指定便が注文金額に関わらず使い放題などの配送サービス。
そのほか、複数社員で活用するためのシステム設定がされているなど便利な面がありますが、欠点となるのが、年会費がとられる点。
税込年会費4,900円~複数プランが用意され、それぞれできる点が異なりますが、「Businessプライム」でなくても、通常配送では、2,000円(税込)以上のご購入の場合で日本国内の通常配送料が無料になりますので、しばらくは無料プランでもいいと思います。
4.豊富な品揃えでどんな商品でもすぐに見つかる
これは、説明の必要がないと思いますが、アマゾンビジネスが他社と比べて商品数がいかに多いかを表にするとこうなります。(各社WEBサイトより)
商品数 | |
アスクル | 745万 |
カウネット | 16万 |
Amazonビジネス | 2億 |
商品の数だけでなく、オフィス系ではないのでITから清掃用品、オフィス用品から飲食店の消耗品までなんでもそろう、商品の幅広さも魅力ですね。
5.組織で1つのアカウントを共有
備品購入を複数のメンバーで使えます。そして、決済者を決めることもできます。
だから、現場の部署ごとに商品発注をしてもらい、最終承認を総務が行うというスタイルも可能です。仕事のやり方まで変えることが可能ですね。
この機能では、ユーザーごとに、発注上限金額を設定できます。
また、購入確定前に決済責任者に承認メールが届き、責任者が購入OKを出したものだけ、正式に発注することも可能です。
6.購買・分析機能で経理作業が簡単に
これは、他社でもやっているような気がするので詳細の説明は省きます。
その他基本情報
送料
ご注文金額が2,000円以上の場合は無料。
それ以下は本州・四国は410円、北海道・九州・沖縄・離島450円です。
配達時期
「Businessプライム」以外は通常のアマゾンと同じです。
年会費/入会費/退会費
「Businessプライム」以外は年会費を含め、入会、退会に費用はかかりません。
申込/登録の時間
申込は3分、登録には1営業日とスピーディー
限度額/支払い先
国内銀行へ支払います。限度額は、企業ごとに登録後連絡が行きます。
Amazon businessのよくあるQ&A
登録後、費用は発生するの?退会はすぐできるの?
登録後、自動的に費用は発生しません。退会も数クリックでOK。
登録手続き後、すぐ利用できる?
登録情報により、アマゾン側の確認が通常3営業日以内に行われます。その後、ビジネスアカウントの利用が可能になり次第、Eメールで連絡が来ます。
購買管理者でなくてもビジネスアカウントは作成できる?
購買管理者、購買部門以外でもビジネスアカウントは作成OK。
ビジネスアカウント作成後に、上長や他部門のメンバーも招待可能。招待後に管理権限を付与もできる。
必要な入力情報は?
「ご担当者氏名」「会社・機関名」「電話番号」「住所」などです。
アマゾンからの請求書に社印は押される?
請求書には電子印が押されています。
請求書払いの締め日、支払日は?
請求書払いの請求は月末締めで、支払い期限は翌月末。請求書払いの場合は銀行振り込みのみ。
請求書払いで購入可能金額はいくらまで?
購入可能限度額は、請求書払いがご利用可能になり次第、Eメールで連絡がきます。
アマゾンへの支払いは、国内銀行へ?
日本国内の銀行への国内送金扱い。
Amazon businessのメリットとデメリット
メリット
このようなアマゾンビジネスのメリットをまとめるとこんな感じです。
- 豊富で幅広い品揃えでアスクルやカウネットとは違う商品が手にはいる
- ビジネス向けの商品もあり価格も安い
- 一般会員より安く購入できるビジネス専用商品も多数
- 大量購入すれば「数量割引」を受けられる
- 複数出品者の評価や使い方などを見れる
- 経費管理がしやすい
- 法人用クレジットカード、電子マネーを利用できる
- 請求書発行により後払いが出来る
デメリット
デメリットは、あまりないように見えますが、次のポイントは要注意です。
別アカウントで登録しないとメンバー全員に見られてしまう。
アカウント作成時に、過去の注文履歴が引き継がれてしまうため、ビジネスアカウントの管理者(全体の注文履歴を閲覧できる権限を持つ人)に、過去にAmazonで買った商品の内容を見られてしまうので注意が必要です。
個人事業主は登録の際に次の書類が必要になります
以下のいずれか 1 点が必要です。
・開業届出書
・確定申告書 B
・所得税青色申告決算書
・所得税青色申告承認申請書
というように、必要書類とメールの設定に気を付ければ、特に問題はなさそうです!
Amazon businessの無料登録方法、使い方
登録から、利用開始の流れはこんな感じです。
- 基本情報登録
- 法人事業情報登録
- (アマゾン側の手続き、連絡待ち)
- 利用開始
よくある通販サイトの登録と同じですね。
Amazon businessの無料登録方法
上をクリックしていただくと下のような画面に飛びます。
この「無料登録」から登録していくとOKです。
詳しくは、このリンク先https://jp-ab.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/user-guide/0_registration_jp.pdf
のPDFがわかりやすいです。
このPDFを開くと、こんな感じの説明です。

必要な手続きや情報は何か、登録手続のQ&Aなど色々な情報があります。
このサイトでも色々紹介はしていますが、不安な場合は、このPDFを一読されてから手続きをオススメしています。
くれぐれもデメリットで書いたように複数メンバーで使う際にはアドレスは、私用のアドレスとは別にしてくださいね。
登録後、Amazon businessの解約方法
年会費・月会費など固定費がかからないので、解約したい人は少ないと思いますが、念のため解約方法も紹介します。
解約方法はとてもシンプルで、数回クリックで完了です。
- Amazonビジネスアカウントにログイン
- メニューから「ビジネスアカウントの設定」を選択
- 「企業情報」の下の「ビジネスアカウントの登録解除」を選択
- 「ビジネスアカウントの登録解除」画面で「続行」をクリック
- Amazonビジネスの解約完了
まとめ
Amazonビジネスの特徴は、
- 豊富で幅広い品揃えでアスクルやカウネットとは違う商品が手にはいるので、Amazonビジネス1社のみで調達業務は完結できる
- ビジネス向けの商品もあり価格も安い
- 一般会員より安く購入できるビジネス専用商品も多数
- 大量購入すれば「数量割引」を受けられる
です。
つまり、費用を抑え、かつ、時短もできるわけです。
月会費などの、固定費もかからないので、上司や同僚も説得しやすいです。
個人事業主の方なら、お得な商品を購入できる上に、生活用品まで買えて便利!!
多くの人が登録している、本当に良いサービスなのでamazonビジネスを是非お試しください。