今回は、経理代行について、調べてみました。
こういうサービスです↓↓

金額、サービス内容などが求めてるモノと一致すれば、これほど便利なサービスはないと思います。
その金額・サービス内容について、経理代行サービスの1社である「i-Staff Accounting」を例に挙げながら、説明していきたいと思います。
そもそもなぜ、経理業務を外注しないのか

大企業はともかく、なぜ中小企業で経理を外注しないのかについて考えてみたいと思います。
(そもそも外注を考えたことがないというのも多そうですが、、、外注を考えたとしたらの仮で考えます)
コスト的な問題
外注すると割高、毎月固定費用がかかる、と思っている経理担当者は多いようです。
そして、経理というコストを管理する部門だからこそ、人を雇ってくださいとは社長にいいずらい。
だから、今いる人だけで無理をして、逆に離職率が上がってしまう、、という悪循環。
対応力への不安
「外部業者って、品質が不安」
その気持ちよくわかります。
でも、社内業務を棚卸して、毎月あるとか、誰でもできる業務ありませんか?
その部分だけでも、社外に割振りできれば、社内の人は他の事ができますよね。
情報漏洩
顧客情報など流出して、売上低下の心配。
これも業務を外部に出さない理由の一つですが、
PCはネットにつながった段階でリスクがありますし、派遣社員等では外部業者と情報意識はあまり変わらないように見えます。
経理代行サービスが求められる社会的な流れ
コロナでリモートワークが一般化しました。
下に挙げる経理代行サービス「i-Staff Accounting」では、在籍しているスタッフの方は、出産育児などを抱える女性のリモートワーカーが中心です。
「在宅で働きたい女性は増加」という社会的な流れに「人手不足の会社に経理代行」というサービスは社会的にマッチしたものとなっています。
経理代行サービスと派遣社員との違い
派遣社員の場合、契約によるので、正社員を解雇するより、契約を解除すればいいので、コストの調整は可能です。
しかし、契約によって、月の勤務時間数が決められるので、その月の作業量による増減に対応できません。
外注の場合、それが可能となります。
外注でのメリットデメリット
メリット

求人の手間が省ける
パートなど短時間・少しだけ働いてくれる人を集めるのは大変で、求人広告の費用対効果は高くありません。
求人後の社員教育の手間が省ける
代行サービスの多くは、ほとんどの会計ソフトに対応しているため、会計ソフトの操作方法をはじめとした教育をする必要がありません。
コスト削減
人件費以外にも、社会保険料やPC、机代や経理ソフトのライセンス料などのすべての経費が外注費に含まれるので、経費全体でみれば安い場合も多いです。
閑散期、繁忙期の人的・コスト調整が可能というのも大きなメリットです。
本業に集中できる
どうしても社員が対応しないといけない営業や生産はもちろん、総務・経理でも変動的な業務に専念できるのは助かりますよね。
デメリット
情報漏洩
顧客リストや財務状況など、知らない人間が知りたくない情報を知っているというのは、イヤですよね。
でも、派遣社員や、パートの方より、私は「経理のプロ」の方が守秘義務を守りそうな印象があります。(例えば税理士とか弁護士は外部業者ですが、情報漏洩しませんよね)
無理がきかない
外注ではどうしても短納期は難しいです。
ここはどうしても外注では無理ですが、イレギュラーな処理ばかりだと社員も辞めると思うので外注うんぬんより、仕事のやり方の問題ですね。
安定したパートさんが確保できれば、割高になる
会社が中・大規模となると、経理作業以外の作業もあるので、余剰人員を抱えても仕事がないという状態にはならないです。
そういう意味で、中小企業にオススメです。
社内にいないため、細かい指示が伝わりにくい。
急ぎの対応や、会社独特すぎる処理は難しい。
同様に会社独自のソフトで処理している場合も無理ですね。

クラウドによる全国対応の経理代行サービス「i-Staff Accounting」について
対象となる企業
中小企業を中心に以下のように事務作業を外部に発注したい企業が対象となりますね。
- 事務作業で人手不足に悩んでいる企業
- 事務作業の人材を雇用できるほどではないスタートアップ企業
- 採用に困っていて安定した業務リソースを確保したい企業
- 経理担当を雇用するほどではないが、週に2.3日は任せたい企業
料金
料金プランは下の2種類があるようです。(同社HPより)
1.スキャンデータ化+記帳サービス
プラン | LIGHT | BASIC | PREMIUM |
---|---|---|---|
月額料金(税抜) | 9,800円 | 18,000円 | 25,800円 |
月間仕訳数 (スキャンデータ化含む) | 100仕訳まで | 200仕訳まで | 300仕訳まで |
2.経理特化型オンラインアシスタント
プラン | LIGHT | BASIC | PREMIUM |
---|---|---|---|
料 金 | 3,000円/時間 | 2,800円/時間 | 2,600円/時間 |
月間の実働時間 | 10〜20時間 | 21〜40時間 | 41〜80時間 ※80時間以上については別途見積 |
対応可能業務 | 記帳サポート 支払い予定表の作成 売掛金・買掛金管理 | 領収書整理 現金出納帳の作成 ネットバンキングでの支払い | 請求書発行 給与計算 …etc |
※経理業務以外にもオンラインで可能な作業もお受付可能 | |||
対応時間 | 9:00 〜 17:00(13:00〜14:00は休憩時間) | ||
対応エリア | 全国対応 |
正直価格が一番気になるところですよね。
1時間2,600円からという事になります。
求人広告や紹介料など色々諸経費込みでこの価格は、高いか安いかは各企業により判断が違います。
ただ、人を安易に解雇できない時代なので、こういう選択肢は知っておいても損はないと思います。
3.月のコストでの比較
「i-Staff Accounting」のホームページによれば、1か月のコストはこんな感じです。

確かに、月末の締め後だけ働いて、その後ブラブラしてる人も多く、
時給で見れば、外注は高くつくが、月間コストは安い
というのは説得力ありますね。
オンラインによるデータ、作業用資料のやりとりの仕方
送付状付きで専用のレターパックが送られてきますので、必要な経理書類をスキャンチーム宛に送付。
その後、書類をデータ化し業務を進める流れです。
税理士事務所との関係
「i-Staff Accounting」と顧問税理士と連絡を取り合い、業務を進めて行くことも可能です。
税理士に丸投げしている場合などの移行もスムーズそうですね。
対応ソフトの一例
対応している主な会計ソフトは次のとおりで、ほとんどに対応してますね。
- MFクラウド会計
- クラウド会計ソフトfreee
- 弥生会計
- 勘定奉行
- 楽楽清算
- 発展会計
- STREAMDL
- 財務応援
申込からサービス開始までの流れ
1.お問い合わせ
まずは、電話またはメールにて問い合わせ
(「i-Staff Accounting」公式サイトはこちら)
2.依頼内容確認・プラン作成
希望している経理業務の内容を伝え、最適なプランを検討
3.契約・サービス開始
各種契約を締結後、サービス開始。
サービスの品質、外注先の経理担当者はどんな人?

基本、チーム体制で、対応するらしく、欠勤などもなく、安定した品質を期待できますね。
個々の方は、20〜50代の女性が中心となるようです。
『i-Staff Accounting』は、全国に100名以上のスタッフが在籍しているようで、発注しても待ちということにはならなさそうです。
スキルとしては「簿記2級以上を保持」「実務経験3年以上」「PC操作テスト」の基本3条件をクリアしたスタッフとのことで、私の勤め先より凄いかも(笑)
優秀な人が企業勤めでなく、このようなスタッフとして働いているのは、結婚や出産を機に企業で勤務する事が難しいからのようですね。
作業内容としては、記帳代行だけでなく、請求書発行や出入金管理など経理業務は全ておまかせ可能。
さらに、契約時間内であれば、経理業務以外のPC業務も対応可能です。
発注から納期までの工程管理
管理については、クラウドツールを用いてるので、現在の進捗状況など即座に確認する事が可能。
また各種クラウドツールのご導入につきましては、弊社スタッフが丁寧にご案内させて頂きますので、ご安心くださいませ。
情報漏洩対策
経理スタッフ採用時に、秘密情報保持契約(NDA)を結んでいるほか、『i-Staff Accounting』と利用者間も、秘密保持契約の締結を行ってます。
経理以外への業務対応
経理業務の他、総務・Web運用・秘書などオンラインで完結出来る業務はほとんど対応可能。
i-Staff Accountingのまとめ
実際に業務を外注しないにしても、とりあえず、どんなサービスか知っておけば、いざという時も安心ですね。
会社によって頼みたい経理作業の内容は違うと思いますので、
とりあえず、費用や対応できる内容など、気になるところを聞いてみましょう。
(「i-Staff Accounting」公式サイトはこちら↓↓)
